★ システマを始めたキッカケは「呼吸を中心とした武術」という謳い文句。続けた理由は毎度のワークのオモシロさです。
 二人か三人組で、いろいろに体の動かし、その効果をさぐります。物理的な「力」について知的に考える時もあれば、鬼ごっこや力くらべの「遊び」的な時もあり、バラエティがあり飽きません。
 日常的に身について感じるのは、ボディランゲージの豊かさ。私は子供関係の職場なので、重たい小学生が突然乗ってきたり、喧嘩を引き離したり、よくあります。口で叱る前に体が効率よく動くので、子供との心理的な衝突が、コトバ中心に叱る同僚より少なく感じます。
 もちろん職場では、子供への暴力の可能性を避けるべく、コトバによる指導が奨励されます。でも、コトバが苦手な気質の子もいるし、人間には身体があるのです。 システマはコトバではない領域を、ずいぶん広げてくれました。(50代女性・教育職)


★ システマを始めたキッカケは、システマを柔術に活かしたく、動き方のスキルアップが当初の目的でした。
1回目のワークを体験し、翌日にグラップリングのスパーで、即ワークの効果を実感できて驚きました。

トレーニングで変わったこととして、当初、柔術のレベル向上目的で始めたが、システマ本来の面白さを感じ、当初の目的はオマケ的な効果でも良いと思える様になり、システマトレーニングで日常でのリラックスが深まった。トレーニングで健康的な心身と、武術のスキルアップに繋がったと思う。

クラスの雰囲気はオープンな雰囲気なので、初めて参加する方も、楽しくトレーニングできる。また藏岡さんの指導法が、良い動きや良くない動きを具体的に示し、その際の気持ちの在り方もアドバイスされるので、すぐに体現できないとしても明確なイメージが残り、分かりやすい。システマとは自分自身の人間性を全体的に向上させてくれるもの。
システマのトレーニング自体が1日の楽しみとなっている。(40代男性・公務員)


★ 武術として興味を持ったのがキッカケで始めた。
トレーニングで変わったこととして心と体の緊張を抜きやすくなった。
システマクラスは楽しげな雰囲気。クラス後は心も体もすっきりクリーンになることを実感できる。日常生活で蓄積した不純物の浄化作用を感じる。仕事が理屈に偏りがちなので、感覚を重視するシステマでバランスが取れるように感じる。

システマとは各人が本来持っている自然で最適な状態に近づく方法だと感じる。練習のアプローチ方法は足し算ではなく、無駄をそぎ落とす引き算。車で例えると、エンジンをパワーアップするのではなく、各部品でパワーをロスさせている摩擦抵抗を取り除き、最適なパワー伝達経路や構造を構成し、エンジンで発生したパワーを効率的に伝達できるようにするイメージ。アクセルをさらに踏むのではなく、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる状態のブレーキを取り除くイメージ。ゼロをプラスにするのではなく、マイナスをゼロ(ニュートラル)にするイメージ。(40代男性・エンジニア)